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梅雨明け

  • 執筆者の写真: ひでみ
    ひでみ
  • 2019年7月30日
  • 読了時間: 2分

ずいぶん時間がたってしまいました。もうちょっと更新を頑張らねば。

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梅雨明けもして、夏本番ですね。リサイタルまで1ヶ月を切りました。先日、通しリハーサルをしてきました。ようやく決まったプログラム。それを通すことの難しさ。ペース配分。様々な問題が、私の頭上にふりかかっています。何よりも、自分でも一番驚いたのは「通しリハーサルだというのに、朝からナーバスになっていた自分」に気づいたときです。本番前はたいがい機嫌が悪くなる私ですが、リハーサルででさえそうなってしまったので、本番が怖いです。でも、ちゃんとこの山を越えなければと、思っています。幸い、一緒に越えてくれるピアニストもいます。

夏は、生徒や学生にとっては「コンクール」の時期です。私もかつて、吹奏楽部に所属しており、夏と言えばコンクールでした。テレビでも強豪校が取り上げられて、放映されていたりすることもあります。合唱コンクールもしかり。50人近くのとても多い人数が、ひとつにまとまると言うのは、一朝一夕で出来るものではありません。本当にすごいことです。

しかし、私はそれに少し違和感をおぼえます。自分のことを見つめられているのか、自分の心を感じられているのか、自分は何をしたいのか何をするべきなのか。すなわち、「自分自身」を置き去りにした状態で、50人一緒活動をしているのではないか、ということです。

「音楽を愛する」というのを、

①言葉(枠)を理解してから中身を埋めていく

②中身がどんどんと外に滲み出していく

恐らく、二つの方法があると思います。空虚にならないためにはどちらがよいのでしょうか。

毛頭、完全否定するわけではありません。そのように、ストイックに自分を追い込むのは、音楽家芸術家の必要な要素だと思います。ただ、それが、本当に万人に通用するのかというと、どうでしょう?実際、コンクールが終わって体調不良になっている子どもたちも多くいます。経験することは大事ですが、それを選択させる自由を与えることも大切なことではないかと、私は考えます。

自分の心を大切に。

心を大切にしていると、音楽が住みだします。

その小さなお家を少しずつ増築したり、庭を作ってお花を植えたり、、、そうして、音楽が立体的に、具現化してきます。隣の家と同じ家を建てる必要はないですね。

 
 
 

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